陽気に跳ねる家族とファミレス

天空と大地と霧

あなたが思う「スパゲッティ」と、一般的に思っている「アイスコーヒー」は、もしかするとまったく違うのかも。そう想像してみると、ちょっぴり面白いね。

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□目を閉じて話す彼と読みかけの本

梅雨が明けたばかりだけど、今日セミの鳴き声を聞いて、少年は「夏だ。」と感じた。
夏休みが始まる前の休日のお昼前、少年は縁側で空を見ながらアイスクリームを舐めていた。
頭上では風鈴がときおりチリリンと音を立てた。
朝から日が強く、太陽が少年の座った足を照りつける。
少年は半ズボン姿だった。
顔中から汗が流れ、アイスクリームもとろけてきた。
少年は、近所の市民プールのオープンを待ち焦がれていた。

息もつかさず歌うあの子と紅葉の山
ちかちゃんの彼氏であるSさんの会社で、毎回和歌山の梅干しをお願いしている。
飲むと電話をくれるSさんの部下でアルEくんという働き者は、ほとんど話がかみ合わない。
ノンアルコールの時の彼は、非常に人見知りが激しいようで、そんなに多くは話してくれない。
そんな感じで、一度もEくんと満足いくくらい会話をしたことがない。

□騒がしくお喋りする友達と霧

田舎に住んでいると、ネットでものがお手軽に購入できるようになったのが、たいそう役立つ。
その理由は、大型の本屋が市内に一軒しかなく、品ぞろえも悪いから、手に入れたい雑誌も買えないからだ。
取り寄せるよりネットショップで購入するほうがお手軽だ。
その理由は、書店に行くだけでマイカーで30分かかるからものすごくめんどうだ。
ネットに手慣れたら、他のものもオンラインショップで手に入れるようになった。
電化製品は、ネットのほうが必ず安いし、型番商品は必ずネット購入だ。
けれど、実物は見てみたいから、近くの家電量販店で、見てから最終的に決める。

雪の降る月曜の夜にゆっくりと
動物を観察するのに散策しながらいっぱい歩く動物園は、夏期はたいそう蒸し暑くてきつい。
知人家族と自分の家族とそろって観覧しに出向いたが、めっちゃ暑すぎてくたびれた。
すごく暑すぎるので、どんな動物もほとんど行動していないしし、遠くの物影に身を潜めていたりで、非常に見えなかった。
今度は、クーラーのきいた水族館などが天気もよく暑い日はよさそうだ。
子供が大きくなったら夏期限定の夜の動物園や水族館も雰囲気が違って楽しめそうだ。

□じめじめした平日の晩は熱燗を

今更ながら、小学校入学から、高校までそんなに学習をしていなかった。
クラスメイトが必死で学習していても、自身は言われるままの事をなんとなくやるといった感じだったと思う。
なぜか、短大に入ってから自分の学びたい分野の勉強に変わると、知識がするすると入ってくるようになった。
それから、就職をして、見習いを過ぎて本格的な業務を任されると、次は好き嫌い関係なく、学習せざるを得なくなった。
しんどいなど感じる暇もなく、なにがあっても頭を使う期間が続いた。
こういった期間をしばらくすると、ふと学校時代にしなかった勉強をまたしたいと思うようになった。
現在では、同じように思っている人が当時のクラスメイトに何人もいる。

息絶え絶えで口笛を吹く友達と霧
北方謙三版の水滸伝の人間くさく凛々しい作中人物が、オリジナル水滸伝の108星になぞらえて、目立った登場キャラクターが108人でてくるが、敵方、権力側の登場人物も人間味あふれているのがいて、血が通っていると感じる。
作中人物に人間くさいもろさがうかんでくるのもまた、心がひかれるわけだ。
心が弱いなりに自分の夢とか未来の為に出来るだけ一生懸命なのが読みふけっていて熱中する。
精読していて楽しい。
だけど、ひきつけられる登場キャラクターがひどいめにあったり、夢がなくなっていく話も胸にひびくものがあるからはまる歴史小説だ。

□曇っている日曜の早朝は友人と

少年は、今日は小学校の給食係だった。
マスクと帽子を着け、白衣を着て、他の給食係たちと、本日の給食を給食室に取りに向かった。
今日の主食は、ご飯じゃなくてパンだった。
バケツのように大きなフタつきの鍋に入ったスープもあった。
少年は、最も重たい牛乳だけは、男が持つべきだろう、と考えていた。
クラス皆の分38本はかなり重い。
だから自分が、バットに入った38本の牛乳を持ったのだけど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に持って運んでくれた。
重たい瓶入り牛乳を女子には持たせたくはなかったけど、クラスでも一番かわいいと思うフーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思った少年は、少しドギマギしながら、何も言わずに2人一緒に牛乳を持つことにした。

のめり込んで歌うあなたと霧
憧れているウォッカの国、ロシアに、絶対行きたいという夢を抱いている。
英語に飽きた時、ロシア語を少しだけ息抜きにやってみようと思い立ったことがある。
でも、書店で読んだロシア語基礎のテキストを見て一時間ほどで断念した。
動詞活用形態が生半可ではないほど複雑だったのと、発音のあの巻き舌だ。
旅行者としてスピリタスとロシア料理を堪能しに向かいたいと思う。

□笑顔で踊る姉妹と読みかけの本

求められて、密集した竹の切り倒しを力を貸して頑張ってのだけれど、太い竹がとてもひしめいていてつらかった。
知人が土地の管理を親から引き受けて、大きな竹がやぶになっていて、伐採しても運び出しづらかったらしい。
自分は、業務で流用する新しい竹が欲しかったので、もらえるとなり、ちょうど良かったが、竹やぶになった山から運び出すのもきつかった。

涼しい日曜の日没はビールを
社内で出会った女性がいる。
少し変わったイメージで、その話がいつも興味深かった。
おまけに彼女は資格大好きだということ。
保育士免許、クレーン免許、小型船舶の免許。
トイック800点、総合旅行業務取扱主任者、そして、元キャビンアテンダント。
公認会計士も取得していると噂。
さすがにこのことを母に話してみたところ、あなたの勘違いじゃないかと思う、と言われたけれど。
彼女は、かなり年上の部長と職場結婚で退職していった。

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